ユニット型空気ばね式除振装置AP-Cシリーズ
概要・特長
水平方向の除振性能強化
数多くの納入実績をもつ明立精機の空気ばね+新採用の特殊防振ゴムにより固有振動数は垂直方向2.0Hz、水平方向1.5Hzを実現、高い除振性能を誇ります。
汎用性のあるユニットタイプ
除振装置にはフレキシビリティが要求されます。AP-Cシリーズは空気ばねと水平維持のためのレベル維持センサーをコンパクトにまとめたユニットタイプ。装置組み込みでの仕様に柔軟に対応します。
全高150mmで統一
シリーズを通して全高150mmで統一されています。万一、組み込んだ装置に設計変更があっても大幅な仕様変更なしに、除振ユニットの変更が可能です。
レベル維持センサーにより水平維持
搭載物の移動、レイアウト変更などにより重新市が移動し、搭載盤が傾いた場合は、オリジナルのレベル維持センサーにより空気ばねの浮上量を自動調整。常に水平をキープします。
仕様
- 主な仕様
AP-80C | AP-100C | AP-120C | |
---|---|---|---|
固有振動数 | 垂 直 : 2.0Hz 水 平 : 1.5Hz | ||
除振方式 | 空気ばねおよび特殊防振ゴムによる | ||
レベル維持方式 | 自動レベル維持機構により水平を維持 | ||
機体寸法 (W×D×H mm) | 230×230×150 | 270×270×150 | |
本体質量(kg/1個) | 19 | 18 | 30 |
搭載可能質量(kg) (空気ばね4個使用時) | 560 | 880 | 1200 |
取付穴ピッチ (A×B mm) | 210×210 | 250×250 | |
取付穴 径(C mm) | 10 | ||
付属品 |
フィルター付きレギュレータ、Φ6ウレタンチューブ (5m)、 分岐用継手(2個) | ||
供給圧力 |
0.4~0.7MPa (空気源:コンプレッサー、工場エアー、窒素ボンベ) |
AP-140C | AP-160C | AP-180C | |
---|---|---|---|
固有振動数 | 垂 直 : 2.0Hz 水 平 : 1.5Hz | ||
除振方式 | 空気ばねおよび特殊防振ゴムによる | ||
レベル維持方式 | 自動レベル維持機構により水平を維持 | ||
機体寸法 (W×D×H mm) | 270×270×150 | 310×310×150 | |
本体質量(kg/1個) | 30 | 42 | |
搭載可能質量(kg) (空気ばね4個使用時) | 1700 | 2200 | 2800 |
取付穴ピッチ (A×B mm) | 250×250 | 290×290 | |
取付穴 径(C mm) | 10 | 12 | |
付属品 |
フィルター付きレギュレータ、Φ6ウレタンチューブ (5m)、 分岐用継手(2個) | ||
供給圧力 |
0.4~0.7MPa (空気源:コンプレッサー、工場エアー、窒素ボンベ) |
- 通常、空気ばねユニット4個/1式で使用します。搭載物の仕様・質量などによりユニットの個数を変更することも可能です。
- 搭載物にステージ、ワークなどの稼働物が含まれる場合、搭載盤の揺れや収束時間が問題になることがありますので、事前に弊社までご相談下さい。
※製品改良のため仕様および外観の一部を予告なく変更することがありますので予めご了承下さい。
この製品についてのお問い合わせ
技術仕様や価格など、製品に関するお問い合わせは、こちらのメールフォームにて承っております。また、右記のお電話でも承っております。お気軽にご連絡ください。
この製品に関するよくあるご質問(FAQ)
- クリーンルームで使用する予定ですが、センサーからの排気が心配です。
- 定盤または架台が磁性を帯びてしまうと実験・測定に影響が出てしまうのですが対策はありますか?
- 除振システムを使う際に、設備として除振システムの他に何が必要ですか?
- 除振システムと搭載機器を設置するには、どのような場所が適していますか?
- パッシブ除振システムの空気消費量はどのくらいですか?コンプレッサーのタンク容量はどの程度必要ですか?
- 搭載盤が全然浮上しません。
- 搭載盤が傾いて浮上します/部分的に浮上しません。
- 除振システムから空気が漏れているようです。修理は可能ですか?
- 窒素ボンベの窒素が減るのが早い気がするのですが?/コンプレッサーが頻繁に回る気がするのですが?
- 自動レベル維持センサーの復帰精度を教えてください。
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